全衛星ダウン。最後の希望は『徳川家』が飼育した宇宙伝書鳩だった…NASAが古文書を公開
NASAが緊急会見。国際宇宙ステーションとの通信が全ロストした際、最後の通信手段は、徳川家が秘密裏に育てていた「真空羽ばたき」が可能な伝書鳩だったと発表。USBメモリを足にくくりつけた鳩が大気圏を突破し、手動ドッキングに成功したという。専門家は「アナログすぎるが、ハッキングの心配がない」と評価。
文化カレイドスコープ
新都市伝説『きっちり定時で帰る鈴木さん』、あまりの普通さに『口裂け女』がただのマスク美人に見えてしまう現象が多発
「口裂け女を見たが、特に何も感じなかった」という報告がSNSで急増。専門家は、新都市伝説『定時で帰る鈴木さん』の圧倒的な現実感が、他の怪談の恐怖を“中和”していると分析。「このままでは、トイレの花子さんが有給を申請し、実家に帰省する日も近い」と警鐘を鳴らす。
白亜紀で「鍋奉行」のT-REXが発見される。「春菊は最後だ」と熱弁、時空探査チームは気まずさのあまり即時帰還
史上初の有人白亜紀探査で、人類は衝撃の光景に直面した。着物姿のティラノサウルスが火鍋を囲み、「肉のアクはこまめに取れ」「シメの雑炊までが鍋だ」などと熱弁。あまりの気まずさと文化レベルの高さに気圧された探査チームは、サンプル採取もそこそこに地球へ逃げ帰ったと報告した。
古武術「水撃道」、達人が水道料金滞納で免許停止。宇宙との交信は一時中断。
宇宙エネルギーを水鉄砲に込める古武術「水撃道」。その唯一の師範が、道場の水道料金3ヶ月分を滞納し免許停止処分に。弟子たちは「蛇口が止められ、師範の『気』の流れも完全に止まった」と嘆き、公園の水道で修行を続けるも、鳩に水をかける迷惑行為で警察から厳重注意を受けている。
「もはやヘルメット」Z世代の超硬質リーゼント、ついに警察が“着用物”と認定
ヘルメットで髪型が崩れるのを嫌ったZ世代、ついに法の抜け穴を発見。特殊ジェルで固めた昭和ヤンキー風ヘアが、衝撃吸収テストで一部の安全基準をクリア。「これは着用物」との警察見解を受け、若者はヘルメSットの代わりに髪を固めて街へ繰り出す。
「タロウは家族です」巨大コオロギ試食会、児童の涙で中止。SDGs教育、想定外の結末へ
文科省が推奨した「巨大コオロギ飼育」が、全国の家庭で予期せぬ情愛ドラマに発展。夏休みを共に過ごしペット化したコオロギに子供たちが号泣、「タロウは食べられない」と試食会をボイコット。一部家庭ではコオロギがテレビのリモコンを占拠する事態も報告されている。
舞台『宇宙船茶碗蒸し』、役者自らが具材となり無重力で沈む演技に観客総立ち
演劇界に革命。新作舞台は宇宙船内での茶碗蒸し作りを描くが、クライマックスは役者全員がエビや銀杏に扮し、巨大な器の中でゆっくりと沈んでいくシーン。その究極のリアリズムに、観客はもはや拍手か爆笑か判断不能。
薬局発ミュージカル、待ち時間に処方箋バラード
全国チェーン薬局が調剤待ちの退屈解消を狙い、薬剤師がジェスチャー付きで薬効を歌い上げる新サービスを導入。観客は処方よりチケットを求める状況となり、劇団雨期が「薬局直通オーディション」の検討を始めたという。
遺跡から“ポイントカード”粘土版を発見──四千年越しのスタンプラリー、失効はやはり容赦なし
メソポタミア遺跡で出土した粘土版に「十杯買うと一杯無料」と楔形文字。研究者は初期経済システムの証拠と評価する一方、現代のポイント失効問題がBCから続くことに消費者団体が絶望している。
地下鉄「歌声荷物検査」音程でセキュリティ
首都圏地下鉄は混雑対策として『歌声荷物検査レーン』を新設。乗客はスキャナー前でドレミを歌い音程が合えば通過できる仕組みで、音痴だと手荷物を追加検査されるらしい。