入場料を払い「残業」を奪い合い 逆雇用テーマパーク、会員権が即完売
「労働こそ最高の娯楽」。入場料を払い、コンビニのレジ打ち30分枠を競り落とす高齢者が殺到中。「理不尽なクレーム対応」オプションが一番人気で、本物のブラック企業が「客を奪われた」と公正取引委員会に提訴する事態に発展した。
「労働こそ最高の娯楽」。入場料を払い、コンビニのレジ打ち30分枠を競り落とす高齢者が殺到中。「理不尽なクレーム対応」オプションが一番人気で、本物のブラック企業が「客を奪われた」と公正取引委員会に提訴する事態に発展した。
タンク内の雑菌にLEDを当て拡散する「バイオ・プロジェクション機能」が、意図せず搭載されていたことが発覚。「宇宙の星雲のようだ」とSNSで拡散されたが、メーカーは「ただの清掃不足」と謝罪。しかしユーザーは「咳き込むほど幻想的」と洗浄を拒否し、肺を犠牲に映えを追求している。
「つまみ食い防止ドローン」の待機ステーションが庫内の9割を占拠し、ユーザーが使える空間は実質パックジュース1本分。食材を追加しようとすると「ストレージの空き領域がありません。不要な野菜を削除してください」と音声が流れ、強制的に排出される。上位モデルへの課金を促すための「意図的な仕様」との見方が強い。
初日から“具なし”。白米の中央で透明の輪がきらり、箸は風をつまむ。店は『軽さとエコ』を強調、価格は据え置き。レジでは“穴埋めポイント”が加算された。お腹は未対応。
原油高騰を受け、老舗デパートが「特選ハイオク詰め合わせ」を発売。ハム売り場は給油所に改装された。「もったいなくて燃やせない」と神棚に飾る家庭が急増し、線香の代わりにガソリンの香りで先祖を供養するのが令和の新常識になりつつある。
「君の労働生産性はアンパンマン以下だ」。資産運用で富を得た園児が、親の育児権に対する敵対的TOB(株式公開買付け)を成立させた。今後、パパは「公園遊び担当執行役員」への降格か、退職金代わりの「高い高い」を受け入れるかの二択を迫られる。
「シーチキンは鳥ではない」という怪文書が棚を覆い、対する鮭派は「マヨネーズによるカロリー隠蔽」を告発。ネガキャン合戦に疲れた客は、政治的思想を含まない「塩むすび」へ殺到した。平和を求める購買行動により、棚の一角だけが真っ白に枯渇している。
罵倒や警告をすべて「自己肯定感を高める言葉」に変換するAIイヤホンが登場。借金の督促は「熱烈なアプローチ」に、解雇通告は「次なるステージへの招待状」に聞こえるため、ユーザーは自信満々の笑顔で破産と離婚を受け入れ、幸せなまま社会からフェードアウトしている。
「副作用ではない、物理的なバグだ」。人気ダイエット薬の服用者が、駅のホームの隙間や排水溝の蓋に次々と落下・消失する事案が急増。あまりの細さに自動ドアも反応せず、街中で立ち尽くす利用者が続出している。メーカーは緊急措置として、服の肩パッドに重りを入れるよう推奨を開始した。
深夜の談話室で点滴台が不自然に密集。ナースが踏み込むと、無味の病院食に絶望した患者たちが「赤いダイヤ(梅干し)」の密輸ルートを構築していた。面会に来た孫を運び屋に仕立て上げ、一粒の梅干しが窓際ベッドの権利と交換される闇市場が形成。「血圧より塩分をくれ」と語るボスの枕元からは、大量の塩昆布も押収された。