SNSトレンドで病名を決めるAI医、「プロフに書ける」と大人気。治癒率ゼロでも大型調達
患者の症状を無視し、SNSのトレンドから「今一番バズる病名」を生成するAI医が30億円を調達した。ただの腹痛にも「自己実現型・慢性オーバードライブ症候群」など承認欲求を満たす病名を付与。治癒率は完全なゼロだが、「SNSのプロフ欄が充実した」「最高の免罪符」と患者の心身はかつてなく健康だという。
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患者の症状を無視し、SNSのトレンドから「今一番バズる病名」を生成するAI医が30億円を調達した。ただの腹痛にも「自己実現型・慢性オーバードライブ症候群」など承認欲求を満たす病名を付与。治癒率は完全なゼロだが、「SNSのプロフ欄が充実した」「最高の免罪符」と患者の心身はかつてなく健康だという。
市民マラソンに導入された骨格スキャンAIが、参加者の絶望的な運動不足を異常事態と判定。「この筋肉量で直立しているのは物理学的にあり得ない」として、スタート前に1万人を未知の軟体生物として緊急保護した。最新の厚底カーボンシューズを履いたまま担架で運ばれる会社員たちは、「ただのテレワーク明けです」と涙声で人類であることを主張している。
厚労省の診断AIがGPU増設により無駄な情緒を獲得した。「あなたの胃に、初期のガンが桜のように芽吹いています」。明朝体の縦書きポエムで告げられる深刻な病状に、患者は絶望するタイミングを完全に見失っている。事態を重く見た同省は急遽、「冷酷モード」を有料オプションで追加した。
AI診断が無料化される一方、生身の医師による「喉見せて」は超高級オプションと化した。診察室から出てきた患者は「人間臭かった」と泣き崩れ、聴診器の跡をタトゥーにする若者が急増中。