個人情報、今だけポイント10倍 市の『流出セール』炎上
市役所が『個人情報が流出したらポイント10倍』という、失敗を還元する新サービスを発表した。郵便受けには“お詫びクーポン”が雨のように届き、住民は家計のためにむしろ流出を期待し始める。市長は「信頼もマイル化できる」と胸を張るが、残高を確認する画面だけはどこにもない。
市役所が『個人情報が流出したらポイント10倍』という、失敗を還元する新サービスを発表した。郵便受けには“お詫びクーポン”が雨のように届き、住民は家計のためにむしろ流出を期待し始める。市長は「信頼もマイル化できる」と胸を張るが、残高を確認する画面だけはどこにもない。
深夜0時、市役所はカスタムバイク団「ローリング滑走路」の爆音を『若者文化の重要BGM』として文化財指定。団地の窓は振動で拍手し、住民には無料で耳栓が配布された。申請したのは市ではなく、苦情担当窓口だったという。
検索しても出てこない公文書を「余白の美」と再定義する新システムが稼働。情報公開請求で届く真っ黒なPDFは「現代の不透明さを描いた傑作」とアート界で絶賛され、担当相は「これは隠蔽ではない。高度なキュレーションだ」と胸を張った。
定年目前の研究者が、監視カメラ映像から「心が先に辞めた瞬間」だけを切り抜く映像AIを開発した。企業はこれを従業員エンゲージメント診断として導入し、社員にはパソコン画面越しに笑顔を三秒以上キープするオンライン研修が義務化されつつある。
言葉で勝てないなら、相手を買えばいい。深夜討論でヒートアップしたIT社長が、Type-Cケーブルの代わりに「札束の花束」を取り出し、対立候補の顔を優しく叩いて沈黙させた。整理整頓されたポーチから繰り出されるこの「究極のソリューション」に、運営は「ルール上、資本力も実力のうち」と容認姿勢を示している。
訪日客数の停滞を受け、観光庁は「足の有無を問わない」新指針を発表。お盆を「超繁忙期」と定め、幽霊の入国審査を顔認証から『恨み認証』へ変更した。なお、彼らが支払う大量の「木の葉」と「冥銭」の換金処理で、財務省の地下金庫が物理的に溢れ返り、日銀総裁が除霊を依頼している。
予算難にあえぐ民間宇宙開発企業「ギャラクシー・スウェット社」は26日、1着10億円ともされる船外活動用宇宙服(EMU)の使用を廃止し、市販の「極暖発熱インナー」800枚の重ね着を飛行士に義務付けると発表した。理論上、800層の空気層が絶対零度を遮断するほか、その物理的な着圧は深海1万メートルに匹敵。「呼吸するだけでベンチプレス200kg相当の負荷」がかかるため、宇宙滞在がそのまま極限の筋トレジムと化す。開発主任は「帰還時に自力で服を脱げた者はいないが、全員が生けるダイヤモンドのような硬度を手に入れている」と胸を張る。
人気野球漫画のアニメ化プロジェクトで波乱だ。メインスポンサーの除草剤大手が「当社の散布後も生き残る雑草は商品への侮辱」と激怒し、制作側が全面降伏。タイトルを『更地魂』に変更し、主人公が逆境を跳ね返す設定を全削除することが31日、分かった。第1話でグラウンドの草が根こそぎ枯れ、部員全員が甲子園を諦めてシルバー人材センターの草むしりバイトに登録する物語へ刷新される。
「食事の時間すら惜しい」エリート層に向け、胃酸で発電する新メニューが登場。食後3時間は目がハイビームのように発光し、照明なしで残業が可能になる。利便性は高いが、空港の保安検査場では人間ごと「危険物」として処理される事例が相次いでいる。
「突然の運休がもたらす悲壮感」をコンセプトにした香水『オー・ド・キャンセル』。発売イベント当日、公式サイトは「機材トラブルにより運休」とのみ表示。問い合わせ殺到に対し、メーカーは「香りを嗅がずともコンセプトを五感で体験いただく、究極の没入型商品です」と回答し、顧客満足度調査を開始した。