ボディビルダー、プロテインシェイカーを捨ておひつを振る。新常識「栗ごはんバルクアップ」誕生
「筋肉が栗のように硬くなる」という噂がジムを席巻。一部のビルダーはプロテインシェイカーを捨て、トレーニングの合間におひつを振りながら栗ごはんを摂取。専門家は「栗拾いのスクワット動作から着想を得たプラセボ効果」と分析するが、お米農家は思わぬ特需に沸いている。
「筋肉が栗のように硬くなる」という噂がジムを席巻。一部のビルダーはプロテインシェイカーを捨て、トレーニングの合間におひつを振りながら栗ごはんを摂取。専門家は「栗拾いのスクワット動作から着想を得たプラセボ効果」と分析するが、お米農家は思わぬ特需に沸いている。
前代未聞の人手不足に、政府はついに幽霊を「非実体労働者」として雇用する計画を認可。メリットは人件費ゼロ、デメリットは労組が待遇改善を求めてサーバー室の気温を絶対零度近くまで下げること。現在、労使交渉は霊媒師を介して行われている。
先日発見された新彗星の命名権を、国際天文学連合(IAU)が食品大手に売却。彗星は「C/2025 T1 シーフード」と命名され、NASAの望遠鏡で観測されるたびに発見者の口座にスポンサー料が振り込まれる。天文学界は「これで研究予算が増える」と歓迎ムード一色だ。
最新星空アプリ「ステラ・スコア」が導入した人生格付け機能で社会が騒然。ユーザーのSNS投稿をAIが解析し、「シリウス級」から「ブラックホール級」までランク付け。高評価者はローン金利優遇を受ける一方、低評価者には公共料金が2倍になるペナルティが課され、夜空を見上げる余裕すらないと悲鳴が上がっている。
インフルエンサー発の霊水「飲める月光」を飲んだ人々が、深夜2時に理由なく遠吠えを始める現象が多発。枕元のコップが青白く光るという報告も。消費者庁は「プラシーボ効果が狼男のそれに近い」と注意喚起し、返金より先にカウンセリングを推奨した。
「さようなら、おばあちゃん。また来月」。最新公営宇宙葬サービスがサイバー攻撃を受け、軌道上の遺灰が人質に。ハッカー集団は身代金の代わりに月額課金プランを提示、「追加料金で流れ星演出も可」とのオプションに、一部遺族はサービス乗り換えを検討中。
新作ヒーロー『キャプテン・ファクト』は、あらゆる偽情報を消し去る「真実ビーム」が武器。しかし、その動力源は旧式のディーゼルエンジンで、ビームを発射するたびに撮影スタジオが黒煙に包まれるという。さらに宿敵「不都合な真実を囁く蚊」を倒す最終兵器が「超強力殺虫スプレー」であることが判明し、ヒーローの環境意識に疑問の声が上がっている。
「一家に一台、未来の貯金箱」──太平洋ゴミベルトで発見されたプラスチックを食べる生命体が爆発的人気。ユーザーは「餌代タダで勝手に増える。最強の資産」と熱狂。専門家は「プラスチックを食べ尽くした後の生態系は保証しない」と警告するが、その声はもう届かない。
あまりに動かないプレイスタイルでゲーミングチェアと一体化したプロゲーマーが、背中に生えた苔を通じて光合成能力を獲得したと発表。チームオーナーは「彼は酸素も生み出す。究極のエコフレンドリープレイヤーであり、我々の財政の救世主だ」と胸を張った。
最新スタジアムの車椅子席が、感動して立ち上がると1秒10円の「感動税」を自動課金。ホームランに歓喜したファンは「喜びと請求書が同時に来た」と語る。運営は「座席資源の公平な活用」と説明し、新たに月額5千円の「応援し放題プラン」を提供開始した。