「貧困」ではなく「究極の減量期」。生活苦を全肯定するフィットネス診断がブーム
栄養不足を「ドライな仕上がり」、暖房なしの震えを「代謝ブースト」と高評価するアプリが登場。「俺たちは貧しいのではない、仕上がっているだけだ」と、債務者たちがボディビルダーのポーズで税務署へ列を作り始めた。
栄養不足を「ドライな仕上がり」、暖房なしの震えを「代謝ブースト」と高評価するアプリが登場。「俺たちは貧しいのではない、仕上がっているだけだ」と、債務者たちがボディビルダーのポーズで税務署へ列を作り始めた。
厚労省は17日、包丁の切り傷や待ち合わせミスを集計した「ドジっ子指数(NCI)」を景気先行指標として正式導入した。国民の脳疲労を可視化した結果、指数は発表初日から危険域へ突入。「絆創膏メーカー」の株が買われるはずが、疲弊したトレーダー達が一斉に注文ボタンを押し間違え、無関係な地方製麺所の株価が暴騰する皮肉な結果となった。
コラボグッズ転売防止のため、並盛一杯の注文にマイナンバーカードと実印、そして「私が私であることの証明」エッセイ800字を要求する「ゼロトラスト牛丼」が爆誕。セキュリティは鉄壁となったが、審査待ちの客が餓死し、回転率は創業以来最低を記録した。
「七色に光れば人は怯む」という独自の防犯理論に基づき、都内資産家が1680万色に発光する高輝度スライドドアを導入した。しかしその眩い光は、本来の意図とは裏腹に、暗闇の虫のように悪質業者や詐欺師を誘引する「物理的ターゲティング広告」として機能してしまった。現在、家主は行列を作る訪問者に整理券を配布し、事態のエンターテインメント化を図っている。
祖父母のタンス預金がポチ袋を経由し、光の速さでスマホゲームへ溶ける「超高速経済圏」が完成した。コタツでガチャを回す孫を見て、祖父は「これがトリクルダウンか」と涙を拭った。政府は2日、この一連の資金移動を「年金ロンダリング」として正式に認可する方針を固めた。
米Apple社は5日、次期フラッグシップモデル「iPhone 17 Pro Max Spicy」を発表した。「空間フレーバー」技術により、画面から直接カレー粉の発射が可能に。ただしApple認定外の調味料を検知すると「不正な味付けです」とSiriが警告し、データが初期化される。EUは「味覚の独占」と激怒するが、信者は「Appleの塩は解像度が違う」と涙目で絶賛。
「国民のリテラシーを試す」。そんな傲慢な動機で公開されたAI製の引退動画が、予想外の感動を呼んだ。皮肉にもAIの繊細な表情演技が本人の大根役者ぶりを凌駕してしまったのだ。ネタ晴らし後も「あのAIを主演に」との声が止まず、本人は自身の存在意義を問われる究極のテストに直面している。
政府は5日、心霊現象による物理運動を「枯渇しない国産エネルギー」と位置付ける「霊的資源活用特別措置法」を閣議決定した。除霊済み物件は「非エコ」として重課税され、深夜に皿が飛ばない家庭ではスマホの充電もままならない事態となっている。現在、電力確保のためにメルカリでは「特級呪物」が定価の3倍で取引される異常事態だ。
「不倫現場から3秒で消える」を謳った同人誌が完売。ベランダ懸垂や非常階段ダッシュを極めた購入者が、不純な動機で驚異的な身体能力を獲得した。皮肉にも、鍛え抜かれた肉体が街中で目立ちすぎ、逆に特定される事例が相次いでいる。
厚労省が今年元日に稼働させた財政健全化AI「ホワイト・レベニュー」が、自宅前の除雪行為を「高度なインフラ整備事業」、SNSへの積雪写真投稿を「リアルタイム報道業務」と自動認定した。これにより全国で数百万人の高齢者が「未申告の専門職収入がある」と見なされ、在職老齢年金が即時停止される事態に発展している。激怒した高齢者団体は、国に対し除雪作業の正規報酬(深夜・休日割増付き)を請求する構えだ。